Program

【終了】一滴文庫 台湾茶会

2023年 5月 20日(土)

【新緑の庭園を眺めながら、台湾茶と水上文学を味わう。心をほぐす癒しのひとときを】

若州一滴文庫は台湾とおおい町との交流のきっかけになった場所で、両国をつなぐ架け橋のような存在です。

 

おおい風土Journey第6弾はそんな両国のつながりに着目した特別企画。新緑の心地よい庭園を臨む茅葺屋根の古民家で台湾茶会を開催します。

 

台湾茶を嗜みながら、自分の心に素直に向き合い、五感を潤すひとときを過ごしませんか。

自由で個人の感性を尊重する台湾文化の魅力を台湾茶会を通して体感してみましょう。

会話を楽しみながら味わう至福の一杯。

丁寧に淹れた台湾茶の香りや深い味わいは心をほぐしてくれます。

多くの日本人の心を癒してきた水上文学に触れる学芸員による特別な案内をご提供いたします。

 

【趣ある茅葺屋根の古民家で、四季折々の景色とともに】

台湾茶会の舞台は、若州一滴文庫。

おおい町岡田出身の作家・水上勉氏が主宰されている若州人形座の拠点として建てられた文化施設です。

趣のある門をくぐると、そこには風情のある庭園が広がります。里山の風景に寄り添うような空間で、自然に身を委ねた草木がのびのびと育ち、四季の移ろいを演出しています。五月は新緑の蒼蒼とした竹林が美しい季節。

 

そんな素敵な庭園を臨む茅葺屋根の古民家で、台湾茶体験を愉しんでいただきます。

 

【台湾茶の世界を知り、心をととのえる】

 

台湾茶は、もともとは漢方薬としても使われていた歴史があります。暮らしに台湾茶を取り入れることで、無理なく心身を労わることができます。

「台湾茶の世界を楽しく知る」をテーマに台湾出身の羅さんを講師に迎えた1日限りの台湾茶会を開催します。自由に、気楽に、楽しく。羅さんとおしゃべりしながら、まるで台湾に小旅行したような気分で台湾茶会を楽しみましょう。

 

今回は個性異なる3種の台湾茶とドライフルーツなど素材そのものを活かしたシンプルなお茶菓子をご用意しています。全て羅さんが現地で仕入れたおススメのものたちです。和やかな雰囲気の中で台湾茶を飲み比べて味わいや香りの違いを感じてみましょう。

 

【手間をかけて淹れる極上の一杯を味わう】

「台湾茶会って何?日本の茶道と何が違うの?」そんな方も多いのではないのでしょうか?羅さんに教わりながら、専用の茶器を使って丁寧に淹れた台湾茶を味わってみましょう。

 

台湾茶は、実際にお茶を飲んで味わうだけではありません。急須にお茶を注ぐとゆっくりと開いていく茶葉。茶葉の可愛らしい動きを愛でていると、徐々に心に沁みるような香ばしい香りが広がります。そして一煎目、二煎目、三煎目と変化していく味わいを感じながらいただく一杯は、心を穏やかに整えてくれます。そしてその時間をご友人やご家族と共有して楽しむことこそが、台湾茶の本当の価値なのです。

 

【台湾と福井をつなぐ架け橋 羅婷婷 先生】

 

今回の台湾茶の先生は、台湾出身の羅婷婷(ラテーテー)先生です。2001年に福井県へ移住され、現在福井市内で「中文工房フーディエ」を運営し、本場の台湾華語と中国語が学べる教室のほか、台湾の料理や文化を体験するイベントを開催しています。また、福井県認定の観光ガイドの資格を持ち、SNSで福井県の魅力を台湾に発信しています。令和2年には、台湾と福井を結ぶ交流事業において通訳を担当し、若州一滴文庫での「友好の桜」記念植樹にも立ち会いました。羅婷婷先生は福井と台湾をつなぐ活動にご尽力され、多くの人々に愛されています。

 

 

【学芸員の解説で水上文学を深く知る】

そして今回は、一滴文庫をより深く味わっていただくために、学芸員の下森さんの解説とともに館内を巡っていただきます。この施設に込めた水上勉氏の熱い想いや設立の裏話など、このプログラムでしか知ることができない情報が盛りだくさんです。

特に知識量がすごい。事実関係だけでなく、その時の時代背景や社会環境なども含めた細かなところまで教えてくれる。作品一つでもストーリーが見えてくる。柔らかい語り口調、質問も思い浮かばないほどの的確な言葉選びと伝え方、お客さんの客層に応じた語り。水上勉氏だけでなく、渡辺淳氏や儀山善来氏など水上氏と深い関わりを持つ人物について語り部のように解説してくれます。

 

【一滴文庫と台湾の素敵な関係】

かつて台湾で日本の古民家を移築し保存する市民活動が盛んになった時期がありました。この時、水上勉氏の父・覚治氏が町内に建てた古民家も台湾に移築されることに。

「一滴水紀念館」という名前で水上勉の作品に触れることができる貴重な文化施設として今もなお活用されています。水上勉がつないだ縁をきっかけにおおい町と台湾淡水区の間には友好関係が結ばれているのです。

 

開催時間

第一部:10:00~13:00

第二部:10:30~13:00

第三部:13:30~16:00

※第一部と二、三部において開催時間が異なりますが、プログラム内容に差異はございません。

会場

若州一滴文庫(福井県大飯郡おおい町岡田33-2-1)

参加料金

4,500円(税込)

定員

18名(各部6名ずつ)

第一部
10:00~

受付

10:10~

台湾茶会

11:10~

台湾茶会 終了 休憩(移動時間含む)

11:50~

若州一滴文庫 施設案内

12:50~

御礼挨拶 お土産お渡し

13:00~

解散

第二部
10:30~

受付

10:40~

若州一滴文庫 施設案内

11:40~

施設案内 終了 休憩(移動時間含む)

11:50~

台湾茶会

12:50~

御礼挨拶 お土産お渡し

13:00~

解散

第三部
13:30~

受付

13:40~

台湾茶会

14:40~

台湾茶会 終了 休憩(移動時間含む)

14:50~

若州一滴文庫 施設案内

15:50~

御礼挨拶 お土産お渡し

16:00~

解散

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